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株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)適応コミュニケーション研究所(企業・イベント等紹介)

けいはんな学研都市立地企業、スマートシティ関連企業、けいはんな学研都市付近で開催されるイベント・史跡等を紹介するページです。

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マルチ・ダイバーシティ通信

(2024年5月1日、文化学術研究都市推進課 足利)

通信機器

マルチ・ダイバーシティな通信技術を開発されていると聞き、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)適応コミュニケーション研究所(外部リンク)の近藤博士にお話をおうかがいしました。

複数チャネル・複数アクセスポイント

「事前テストではうまくいったのに、イベント本番では通信が混雑してうまくいかなかった」ってこと、よくありますよね。ロボットを動かすにせよ、DXを進めるにせよ、通信の安定化は、大きな課題です。

通信の仕組み

そんな中、通信安定性を大幅に向上させた、マルチ・ダイバーシティ(MD)な通信技術を開発されました。その特徴は次のとおりです。

  • 周波数軸上のダイバーシティ:複数のチャンネルを同時に用いる「マルチチャンネル伝送」
  • 空間的なダイバーシティ:複数のアクセスポイントと同時に送受信する「マルチポイント通信」
  • 時間軸上のダイバーシティ:冗長パケットを効率帝に送信

手軽で高性能(安定・低遅延)

しかも無線LANの手軽さそのままで、性能を発揮できるということで、ある実証結果を見ても、結果は一目瞭然です。

結果比較

既に様々なイベントでもロボットの安定運用をサポートされています。このような研究は他にもありましょうが、製品化まで完成度を高めておられます。

研究参画企業募集!

だから、例えばWifi、5G、ローカル5G、さらにはなんなら低軌道衛星通信などをマルチにアクセスする、なんてことも可能になります。

一緒に研究に参画、協力してくれる企業様を求めておられます(京都府としても「けいはんな万博」「POST万博シティ(けいはんな学研都市のスマートシティ化実装)」を進めていく中で、大変重要だと考えています)。ぜひ、ご関心のある企業様は、ATRまたは京都府文化学術研究都市推進課・足利までご連絡ください。

 

 

 

お問い合わせ

商工労働観光部文化学術研究都市推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

bunkaga@pref.kyoto.lg.jp

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